自分と向き合うこと

過去を思い出して、自己分析してみました

過去を振り返り「自己分析」してみたら・・・小学生時代2

なんとなく習っていたピアノ♪

 

小学生時代の私は、自分から行動をすることが苦手で母親の言う通りに生きてきた気がします。ピアノを習っていましたが、母親に気に入られようと習っていたのでしょう。

 

自宅での練習が嫌いで、なんとなくピアノを弾いていた気がします。練習が嫌になると、直ぐに「ねこふんじゃった」を弾いていました。(笑)自宅からバスで40分かかる町へピアノを習いに毎週土曜日通っていました。車酔いが酷く、毎回バスに酔ったものです。

 

数年経ったころ、同級生の女の子が私と同じ教室でピアノを習うことになり、一緒に行くようになりました。なんとなく練習していた私は、あまり伸びませんでした。でも、後から始めた友達は、どんどん上手くなっていきました。

 

同じピアノ教室に通っていた友達と友達のお母さん

 

ある日レッスンが終わって帰ろうとすると、友達のお母さんが一緒に帰ることになりました。友達のお母さんは町で働いていたので帰る時間を合わせたようです。町には、商店街があり色々なお店があって見るだけでも楽しい場所でした。

 

3人でバス停へ向かっていると、友達のお母さんが急に子供服のお店に入り、友達に洋服を選び始めました。そこには私が見たこともなかった可愛い洋服がいっぱいありました。その店で友達は、お母さんに選んでもらった洋服を嬉しそうに試着していました。私はバス停に先に行って良いのかわからず、ずっと店の前で二人をぼーっと見ていました。本当は心の中で、なぜ自分はここにいるのだろうと思ったことを覚えています。

ピアノの習い事を止める中学生まで、何度もその光景を目にしました。最初は、不満の気持ちがあったのに、時が経つといつの間にか慣れていました。

今思うと・・・

 

あの時、どうして先にバス停へ行けなかったのか。

 

あの時、どうして店の前で待たなければならなかったのか。

 

自分には関係のない買物の時間でも、友達のお母さんに気に入られたいという思いだったと思います。

 

大人に気に入られたい子供

 

そんな私だから、母の親戚が集まる場に行った時大人しくしていると、おじさん、おばさんから褒められました。「お行儀がいいね」「偉いね」とよく言われました。その言葉を聞くたびに、親戚の前では、良く見せようとして背伸びをする自分がいました。本当の自分は子供同士で遊びたいし、お手伝いなんか本当はしたくないのに、母の機嫌を取るために良い子でいました。

 

恥ずかしくて情けないお風呂事件

 

小学校高学年のある日、親戚も一緒に海へ行くことになりました。夕方になりお風呂に入る時間になりました。民宿には何家族かが集まったので、お風呂に入る時間を短時間にしなければならないため母が「お父さんと弟と3人で早く入って」と言いました。

 

私は、その頃お風呂に入るのは一人で入っていました。母と入るのは良いですが、父と入るのは抵抗がある年でした。でも、母は「早く入りなさい」と怒鳴りました。きっと、親戚の手前早く入らなければと思ったのでしょう。私は、母に言いました。「お母さんはお風呂どうするの?」「私も入りたくない」と。

 

でも、母はまた「とにかく早く入って」と怒鳴りました。渋々脱衣所で服を脱いでいると父と弟がお風呂に先に入りました。父と入るのが嫌だけど、母に怒られるからしかたなく入ろうとした時に、いとこにその瞬間を見られました。するとそのいとこが叫んだのです「えーお父さんとお風呂入ってる!恥ずかしい!」

 

そのいとこは、私と正反対の性格で、明るく、意見をはっきり言える子。体も成長が早く、女の子らしい体つきになっていました。私は、嫌々お風呂に入ったことを後悔しました。恥ずかしくて情けない気持ちになりました。でも、そんな気持ちを誰にも言えず、母に逆らうこともできませんでした。

 

もし、母がそんな気持ちをわかってくれる人だったら、私の性格も小学生で変わっていたのかもしれませんね。

 

もし、同じような経験をして辛い思いをしている人がいればぜひ、コメントしてください。少しくらい力になれると思います。私と同じような思いはして欲しくないです。

 

 

 

今日の「自己分析」はここまで。

読んでいただきありがとうございました。

 続きは、次回に。